南信州ふるさと農園のご紹介

「 市田柿 」 は長野県南部 ( 南信州 ) のごく限られた地域だけで生産されています。
当農園では、市田柿をはじめ、すもも、桃 ( あかつき )、梨 ( 幸水、南水 )、りんご( ふじ )といった果物を生産しています。もちろん米 ( コシヒカリ ) や野菜も生産しています。

南信州ふるさと農園  
長野県飯田市上川路1048-1

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市田柿の果樹園、乾燥ハウス

柿園の下草は、害虫などの繁殖を抑えるために草刈機で刈り込みをします。また柿の乾燥施設は衛生的な環境に維持されています。

飯田市の地形と気候

飯田市は内陸性気候に属するため気温差が激しく、夏は 35℃、冬は -10℃に達することもあります。
冬は北風が、それ以外の季節は南風ですが、年間を通して風速が弱いのが特徴です。しかし天竜川沿いではしばしば強風が吹きます。天竜川からは、晩秋から冬にかけ毎朝のように川霧が発生します。この地域の冬は乾燥しがちなのですが、この霧が干し柿を一気に乾かさないようにする天然の“加湿器”となり、市田柿独特の「もっちり、ねっとり 」とした食感を生み出しているといわれます。この地域ならではの自然の恵みです。南アルプス、中央アルプスなど四方を高い山々に囲まれているため、台風による被害が少なく、接近・通過をしても地形などにより勢力を落とすことが多いのも特徴です。私たちは、信州の自然豊かな緑の宝石箱の中で、果物という宝石を大切に育てています。